静岡県西伊豆町

2017年03月16


日本の滝百選に戻る

Road Map :西伊豆町役場近くから県道59号線を北上し、大沢里で
            ネイチャービレッジ跡地への林道に入る。但し、ネイチャ
            ービレッジ跡地に行かずに右へ曲がること。
Route Map:林道は落石が多く、ヤバイと思った時点で車を停め歩いて
             行く事。道標がある。
日本の滝百選』  地元のじっちゃんに間違った道を教えられ沢登りをする羽目に!それが楽しかった。
大 滝
  今回は出来るだけ多くの滝見をする計画を立ててしまったので、有名滝以外はどこにどんな滝があるのか判らなくなってしまい、今回も ”三方滝”に行くつもりが住民と喋っている間にに ”大滝”にすり替わってしまった。 住民とて滝に興味無い人は殆ど何も知らないのだ。
大 滝 (落差30m)
  当初は落差30mの ”三方滝”に行く予定であり、滝に近付いた
時点で地元民に ”三方滝”への道を聞くと、どうも ”大滝”への道を教えてくれた様だった。 教えて貰った通りにネイチャービレッジ跡地に行き、再度、付近を散歩していた古老に ”三方滝”への道を尋ねると、大滝川を上って行けと言われたので沢沿いに道があるのかと思ってしまった。 この時に林道からも行けるのだがと呟かれたが、それが正解の道だったのだ。 もう少しはっきりと教えてくれれば良かったのだが・・・
おおだる
コースタイム:1時間21分
往路:40分(沢歩き)
復路:21分(林道で戻る)
途中で教えて貰ったネイチャービレッジに疑うことなく向かう。
林道歩きは遠回りであるが、歩き易いので半分の時間で到達する。
ネイチャービレッジは廃屋となっており、その先に広いコンクリートの広場があったので、そこに車を停める。 散歩していた古老を捕まえて滝までの道を聞くと、沢沿いに歩けと言う。 なんでこの時に林道から行けると教えてくれなかったのか?
手作りのゲートで通行止めとなっていたが、誰もこんな所に車で来な
いだろう。 前方に橋が見えて右岸に渡ると遊歩道があるらしいが、
そんなことを知らずに左岸をそのまま進んでしまう。
14時29分に駐車場を出発して荒れた林道を歩く。
荒れた林道が終わり、沢に下り立つが遊歩道どころか踏み跡も無い。上流へ向かえば滝に出合えるだろうと歩ける所を選んで進んで行く。
長靴を履いているので沢に転がる岩が小さい内は簡単に歩けた。
上流に進むに従い沢の岩はどんどん大きくなってくる。
岩に上れる内は正面突破で行くが、その内に上れない岩が出て来る。
沢歩きが難儀だと思いながらも楽しんでいる自分が居た。
自力では上れない岩が出て来ると高巻きをせざるを得ない。
次々と登れない岩が出て来る。その都度、高巻きをする。
高巻きと言っても滝壺を迂回するだけだ。
小さな滝が次々出て来るが、中々本滝には達しない。
高巻きは沢水がないだけで、岩の状態は沢を歩いているのと変わらない。
高巻きをしていると四角い人口の穴があった。
なにの穴なのか判らない。
何やら古びた橋が見えて来た。 渡れるのだろうか?
踏板はまだしっかりしており、渡れる状態であった。
橋を右岸に渡る、更に朽ちた板橋が架けてあった。
手前にしっかりした踏み跡があったので、それが
右岸の遊歩道跡かも知らない。
大岩を乗り越え乗り越えして40分にて ”大滝”に着く。
落差30mの2段瀑である ”大滝”は末広がりの美しい姿を見せてくれた。
今日の水量では2段瀑となっているが、水量が増えると中間の段を飛び越えて直瀑となるらしい。
石段道が続いており、簡単に林道に出ることが出来た。
じいさん、最初からこの道を教えておいてよ。
最初の橋を渡る時に石段があったので、どこに出るのか
判らないが、危険な沢下りはしたくないので行って見る。
林道を歩いていると眼下に自車が見えた。
林道は遠回りなので直接下る道がないか探してみる。
林道は車で走れる状態ではあるが、落石が多く車では走りたくない。
崖っぷちにある何かの養殖場に行く荒れた林道があったので、
SC出来ると信じて下ってみる。
廃屋となった何かの養殖施設までは簡単に下りることが出来たが、
そこから駐車地まで下りる道が見付からず、残念ながら林道に引き返す。
1時間21分にて駐車地に戻る。
その内、かなり無駄歩き時間が含まれている。
駐車地からは先ほどずるをしようとした養殖跡地の建屋が見えていた。直ぐ近くなのになんで道がなかったんだろう。
3月16日 白糸の滝、音止の滝 浄蓮の滝、上の滝 二階滝、榾場の滝、下流の滝
3月16日 河津七滝 五竜の滝 大 滝 神洞の滝 −− −−
3月17日 カンコラ渕 夕日の滝 洒水の滝 柿田川公園 白藤の滝 宇嶺の滝
'17年静岡県、神奈川県の滝巡り